D&D 5th Edition "Out of the Abyss" 第2回(2レベル)

D&D 第5版の公式シナリオを用いたキャンペーンの第2回セッションです。プレイレポートをさるしんご責任編集でお届けします。

DMは いっちゃん さん。PCと参加者は以下の通りです:

  • ダハル/Dahal :ハーフドラウのソーサラー。アンダーダーク知識で行く手に待ち受けるものをパーティに語る。竜魔法の使い手。コンビを組むNPCはクオトア平和主義者の"聖人"。プレイヤーは 六平文吾 さん。
  • ラック/Laque :ウッドエルフのバーバリアン/ローグ。レイピア&シールドスタイルで撃破役のはずだが、松明などを用いた策を弄することが多めか。NPCクァゴス通称"プリンス"とコンビを組む。プレイヤーは 画伯。
  • マナウィダン/Manawydan :ウッドエルフのドルイド。馬ナウィダン、熊ナウィダンなどへの変身で暴れまわるが実はパーティ随一の知性派。キノコは友達なのでNPCマイコニドの通称"シメジ君(タケちゃん)"とコンビ。プレイヤーは 死せる詩人 さん。
  • シャンツァイ/Xiang Cai :ハーフドラウのモンク。ドラウの追跡を恐れパラノイアぎみ。NPCドワーフ娘と組んで道案内判定を通すのがお仕事。振返ると馬鹿話ばかりしているキャラだ。今のところスピア&蹴りスタイル。プレイヤーは さるしんご。

第2回のあらすじ、シナリオの内容のネタバレですのでご注意。

  • ドラウの砦ヴェルキンヴェルヴを脱出した一行はアンダーダークの隧道を突き進む。地上への道のりは遠い。まず目指すのは地底湖ダークレイクの湖畔にあるというスルーブルドップ村。博愛主義者のクオトアNPCシューシャーの出身地である。
  • アンダーダークの長距離移動については、通常の野外移動のルールに基づいて判定。やや条件が厳しかったか。ダークレイクまで案内できる者が居なかったが迷うかどうかの難易度10の Wisdom(Survival) 判定を通して問題なく着実に前進。地図を作成しつつ、しっかりと警戒も怠らない。不安視された食料と水はマナウィダンが呪文で創り出し、これも全く問題なしであった。このシナリオ、Goodberry 使えるドルイド最強なんじゃねえかな。
  • 途中ランダム遭遇が何度か発生。ピアサー、キャリオンクロウラーは難なく撃退。狭い5フィート幅通路では大量のファイアビートルに遭遇するも、これもラックの機転で火を焚いて容易に撃退。
  • 超古代文明の遺跡で先客に出くわす。ドラウの一団と戦闘。5フィート幅通路で一列縦隊で撃ち合いとなる。獲得した多数の装備の中には毒瓶が含まれており、あぶない攻撃力をゲットして喜々とする者が2名。
  • さらに進み、キノコの森でヴァイオレットファンガスに不意打ちを食らう。集中打を浴びてシャンツァイが死線をさまようが、シューシャーの呪文を使うなどしてリカバリ。辛くもキノコどもを倒す。
  • ダークレイク湖畔に到達。シューシャーの指導のもとでキールボートを作成して乗り込み湖上を村へと急ぐ。途中落盤に乗じたスタージの一群の襲撃などがあったが、被害軽微で村が見えるところまで進む。
  • 付近に接岸して陸路から村に入ろうとすると、前方から不審なクオトアの一団が近づいてくる。頭にドレッドヘア風の藻草製カツラをつけたこの狂信者の一団はPCら一行に生贄となる者を差し出すように要求してきた。話を聞くとどうやら悪魔か魔神を崇拝しているらしい。「ディープファーザー」「デモゴーゴン」と彼らが呼ぶ存在にプレイヤー知識で思いっきり心当たりがあり冷や汗をかく一行。それはともかくとりあえず倒した。
  • 狂信者を倒したところで別のクオトアの一団が近づいてきた。今度はリーゼント風の藻草製カツラをつけた連中で、伝統的な女神信仰を持つクオトアらしい。無事に迎え入れられるシューシャー。彼らの歓待を受けることとなり村の中へと一行は入った。
  • 女神の寺院に案内されたPCらは、シューシャーを連れ帰ってくれたお礼を受け取り、滞在を許された。さらにデーモンを崇める無軌道なカルティスト達をこらしめることを婉曲に依頼され、先払いの報酬もいただくこととなった。ちなみにカルティスト達のアジトはこの寺院の向かいあたりで、やばそうな存在を呼び出す儀式を今やっているから早く止めて欲しいんだって。狭い村だなー(棒)。

今回印象に残った発言やセリフなど:

  • ドンサム「石筍はスタラグマイト。雄々しくそびえたつからマイトと覚えます」
  • ?「ピアサー対ムカデ。アンダーダーク感ある」
  • ラック「今、物販列はこれくらい(一列に並んだファイアビートル16体を見ながら)」
  • シャンツァイ「こいつら焚火を飛び越える列を作るのは成人の儀式か何かですかね」
  • シャンツァイ「一列に並んだドラウがハンドクロスボウを構えてチューチュートレイン」
  • ?「暴れ馬が出たぞー」
  • 平和主義者のクオトゥア 「渚の若大将」
  • ?「キールボートのキー坊」
  • 「投網です」「ず○ずさんだね」「魚っぽいず○ずさん」
  • 「ワカメ、割いた昆布、中華麺で作ったカツラです」「え、中華麺」
  • 「ある聖人は言った。私はアンチキリストです」「レルムでキリストはちょっと」
  • シャンツァイ「まあ要するにクオトアのブリブリ教に反しているわけでしょ」
  • 「魂はぬるぬるだ(中略)ディープファーザーが(中略)つまりデモゴーゴン」「えー」
  • マナウィダン「心がざわついてきたのでタケちゃんをさわって落ち着きます」
  • 「ここでおもてなしをしなくては道民の心に反します」「ここはサロマ湖なのか」「マリモとかあるのか」
  • 「我々の指導者がプルップ。その娘でデモゴーゴンの高司祭なのがブロップ。プルップの息子で信徒の代表格なのがグルッグ」「ややこしいわ」
  • 「お向かいで儀式してます」「心の準備というものがあるだろうが」

次回もがんばりましょう。正直さっさと逃げ出したい。

(この記事は2016年3月21日に書きました)