Kobolds Ate My Baby! その後

(どこかのダンジョン1レベルの最奥部、玉座の間)
コボルドの将軍(以下将)「トーグ国王陛下に謁見を申し出たコボルドは前に!」
全員(以下全)「トーグ国王陛下ばんざぁい!」
コボルドのメーポ(以下メ)「トーグ国王陛下にご報告いたします(全:トーグ国王陛下ばんざぁい!)。年越しゲーム会に持参するネタの用意は整いつつあります。」
トーグ国王陛下(トーグ国王陛下ばんざぁい!、以下王)「うむ、大儀である。して準備は如何ほど進んだのだ?」
メ「お恐れながら、KAMB!のルールブック約20ページ分をサマリーにいたしました。50ページありますから現在までで大よそ半分です。」
王「うむうむ。ところでKAMB!のキモであるチャートはキチンと訳すのであろうな?もちろんチャートとはKOBOLD HORRIBLE DEATH CHART(TM)のことだが」
メ「え。…そ、それは、それだけは、お、恐ろしくて到底できません(ぶるぶる)」
(メイヤーはメーポの臆病な行動に対してKOBOLD HORRIBLE DEATH (TM) のチェックを命じた。コボルドの勇者は"恐れ知らず"でなければならない。臆病はヴォア神の怒りに触れるのだ)
(メーポはチェックに失敗した。プレイヤーは2d6する)
メ「あれ、この足元の赤いボタンは何ですか? さっきまで無かったけど」
王「ちょっとばかし早いが、そちにクリスマスの褒美を取らす。押すのだ」
メ「わーい!(ぽち)へ、きゃぅぅぅ〜んっっっ…」
(メーポは素っ頓狂な叫び声をあげつつ床に開いた真っ暗な穴に落ちていった)
将「残りの者は引き続き準備に励めっ!トーグ国王陛下の御命令は絶対であるっ」
全「トーグ国王陛下ばんざぁい!」
(王以外は全員ぞろぞろと退出)
(暗転)